第六章 決戦! 本物はどっち? 1/3
山間の道を幾十回も縫うようにした先に、その建物があった。
理恵は定文から借り受けた式に乗って山中を来た。車でならば、麓から一時間はゆうにかかっただろう。
メルとともに建物から少し離れたところで、式から下り、狛犬に似たそれが山を下りていくのを見送った。
「さて、何が出るやら」
「ここからどうするの?」
「正攻法で」
理恵はそう言うと、玄関へとおもむろに歩を進め、ベルを鳴らした。
しばし待つ。
「留守かな」
「いや、ほれそこに車あるし。こんな山の中に車を展示しておく酔狂な御仁でなければ、これに乗って何者かが乗ってきたってことよ」
あと十を数えたら、どこかから侵入しようと決めた時に、ドアがゆっくりと開いた。脂の回った前髪を目の前に垂らした陰気な顔がそこから覗く。
「出演の売込みにでも来たのか」
男の顔色は土色で、病的だった。血色が薄く、出来の悪いロウ人形のようだった。
「自分を安売りするつもりはないの」
「お前だろう。この間、うちのビルでひと暴れしてくれたのは。えらい損害だ。雇った奴も役に立たずに逃げちまう。散々なことだ」
そう言う男、切崎徹の言葉に怒気はなかった。
むしろ仔犬をあしらうような余裕さえたたえていた。
切崎は鼻を鳴らして、ドアを開けたまま戻っていった。建物の中は暗い。その闇に溶け込むように切崎は奥へと移動する。
「お邪魔するわ」
理恵はその後へと続く。メルがドアを閉めると、建物の中は薄闇が支配した。すべての窓はカーテンかブラインドが閉じられていて、それを通した光だけがかぼそく床を照らしていた。
照明らしきものはあるが、どれとして灯っていない。人工的な光は一つとしてなかった。
切崎は慣れているのだろう、ゆっくりと障害物を避けて奥へと進んでいく。
外から見たより、中はかなり広い。
理由のひとつとしては、二階がなく、吹き抜けになっていたからだった。
人が生活する家というよりも、礼拝所のようだった。
その最奥からは、ただならぬ臭気が漂っている。
理恵も何回か体験した、死地に漂う空気。地面に横たう腐肉からただよう匂い。
切崎が立ち止まった周囲には、その匂いの原因が見てとれた。
「動じないな。普通の子供ではないようだが──何者だ」
おそらく、一人ではないであろう、複数の人間の分断された肉塊だった。そのほとんどが元の形をとどめていなかったが、わずかな髪の毛や指といった部分が残っていた。断面は崩れていて、ただ分断されたのではなく「食い散らかされた」という形容が近かった。
「ただの女の子よ」
「ぬかせ。どこまで知っている」
理恵は答えなかった。ここまで乗り込んできておかしな話だが、数々の事象は明るみになったもの、切崎が何を目的にそれらの事柄を起こしているかが分からなかったからだ。
怪物が女性たちを襲った事件。
その怪物は理恵に倒された後に、仏舎利を落とした。
ほぼ同時期に、仏舎利の盗難が相次いだ。その犯人は切崎らしいこと。
切崎のビデオに出演した女優たちの一部が行方不明になっていること。
目の前にある多くの死体。
それらがすべて切崎につながっているが、その結果どのような形をなすかが見えなかった。
「──まあいい。ここで要らぬ知識とともに消えてもらおう」
切崎が腕を組むと、その瞬間、空気が変わった。
死体には眉一つ動かさない理恵も、ただならぬ予感に総毛立つのを感じる。本能に直接警告する危険だった。
パキ、バキッ、グキグキ、ボゴボゴボゴボゴボゴギボキグキ。
切崎の肉体が、沸騰するかのように波打ちながら盛り上がった。勢いよく膨らんでいく腕や足が、衣服を伸ばし、またたく間に耐えきれず破れていった。
そのとき理恵は切崎の身体を見た。不自然な切り傷が身体を縦横に走っている。
理恵は、そこですべての事柄が結びついてできた形を見つけた。
「あんた、埋めたわね。自分の身体に」
「いま解ったのか」
既に肩から盛り上がった肉が切崎の頭を両側から押し込むほどになっていた。顔はほとんど見えない。それでいて彼の声はよく通った。どこか別のところから声を出しているのかと思われた。
「仏舎利を……自分の身体に埋め込んで……いや、自分の骨と入れ替えたのね。だから大量に必要だった」
「そうさ。もう少しで俺の骨はすべて釈迦の骨になる」
「馬鹿な……そんなことをしても、ただの骨よ? そんな力が……」
「見たんだろう? 実験作を。俺だって、確証もないのに自分の身体を切り刻みたくない。だから、小さな仏舎利を使ってやってみたのさ。幸い、消したい人間はたくさんいた。試してみたらうまくいった。ただ、こいつが大食いなものだから、勝手にどっか行ったがな」
それが、公園で女性を襲っていた怪物というわけか。しかし、仏舎利とはいえ、ただの偉人の骨だ。それがこれほどの力を持っているとは──。
「理恵ちゃん、違う。あれは、何か……別の奴がいるよ」
「別の奴?」
「そう、あの人はその念に囚われてしまっただけ。骨は骨だよ。でもそれを信じさせるようにして、そこにつけこんだ奴がいる。化物を作ったのも、あの人の身体をおかしくしているのも、骨のせいじゃない。そいつがやったことだよ」
「お前、神の使いか。変な匂いがすると思ったが……さよう、光の者よ。私は闇の眷属。黒き官吏、顔の無き者、這い寄る混沌」
それらの二つ名で呼ばれるもの。
理恵は記憶からその名を引き出して、総毛立った。
「──ニャルラトテップ」
理恵が口にしたのは、ナイアーラトテップとも呼ばれる邪神の名だった。「古の《オールド》支配者《ワン》」たちの一柱であり、外なる神の使い。無貌なる秩序の破壊者として、知る物は名を口にするのも恐れる。
「よく知っているな……ならば、このような殻は要らぬ」
グシャ、という、水風船を潰すようなあっけない音とともに、切崎の肉体は弾けた。そして周囲の肉塊が磁石のようにするするとそこに集まっていく。
理恵が次の行動を起こす前に、それは粘土細工が作られるのを早送りで見るように、異形のものとしてそびえ立った。
それは、人間の常識では思いもよらない出鱈目なものだった。
巨大ではない。だが、理恵の知る限りのどんな動物よりも大きく、吹き抜けになっていない普通の建物なら天井を突き破っていただろう。
指のある足のようなもの、木の根のようなもの、タコの腕のようなものが身体を支えている。それらは絡まりあい、それぞれが支えているというよりは、その足らしきものたちが固まりとなって台となっていた。
身体もまた、毛の生えた部分、ぬるぬるとした粘液でつつまれた部分、あちらこちらから突き出た腕、または羽根、ヒレのようなものと、まったくとりとめがなかった。
顔らしきものはない。ただ、身体のいくつかに丸い突起状の部分はあり、そこが目のはたらきをしているのかもしれなかった。
「屠ってくれようぞ」
見えていた。異形の邪神が、その禍々しい腕をこちらに伸ばすのを。それでも、理恵はその場を動くことが出来なかった。
「理恵ちゃん!」
それを見て取って、メルが彼女の身体を抱えて飛んだ。目の前を、青い鱗でおおわれた腕がかすめる。間合いをとって、メルは彼女を下ろした。
「……っ、動けなかった」
「理恵ちゃん……少し私が様子見てみる」
「ん、頼むわ……ごめん」
「いいってことよ」
メルは大きく前に進みだすと、邪神を見据え、ゆっくりと手にした斧槍を回し始めた。それは次第に高速になり、ウンウンという風のうなりだけが残って見えなくなった。
「──いきます!」
風鳴りのする斧槍を、ヘリコプターの羽根のごとく頭上に掲げて、天使は跳んだ。邪神も迎撃は怠らない。さまざまな姿の腕を伸ばして虫を払うようにするが、天使は背の羽根を使ってうまく角度を変えてかわしていった。
伸ばした腕の根元に、高速に回転する斧槍を打ち下ろした。
肉を、骨を斬り断つ鈍い音。それぞれの断面から噴き出る、それぞれの色の体液。三本の腕が床に転がり、うねった。
「メル、いい仕事だ」
「へへん。正義の天使が、古臭い神様に負けてたまるもんですか」
理恵は自分の足を平手で二三回叩いた。一歩踏み出す。動いた。
さっきはまるで体が動かせなかった。邪神の腕にとらえられ、命を落とすのがまるで運命であるかのように、それを当然に受け入れてしまっていた。
恐怖とは違う。むしろ、自分の頭のなかを瞬時にして書き換えられたようだった。恐れ、痛みの忌避、苦しみの予感、死への不安。それらの感情が、すばやく消しゴムで消されたように意識からなかった。
精神攻撃の一種だろうか? 理恵は警戒をしながら、それでも自分の体がきちんと動くことに安堵した。
「今度は、いけるから」
再度、理恵が前に出る。炎の「素」は集まりつつあり、彼女の掌で光を放っていた。
「浅はかよの」
邪神が声を発した。理恵が「素」の十分な量を集める前に、邪神は次の行動を起こした。
ぐしゃり、と異形が一気に崩れる。同時に糞臭のような酷い匂いを放った。あとには黒茶色の半液半固の物体が残った。まるで大男が腹を壊して下痢をしたような、と理恵は思ったが、その空想は彼女を面白がらせはしなかった。
嫌な予感がした理恵は、「素」が十分でないながらも炎の一撃をそこに向かって投げる。
小さな燃焼。ただしそれはすぐに燻って消えた。ずぶ、ずぶ、と山をなすように蠢き、また姿を変える。
形をなすにつれて、匂いも次第に薄まっていく。小さな柱のように盛り上がり、そこから枝のように二本の突起、頂部がくびれ、人型になっていった。
その動きが止まり、ある人間の姿を完成させる。
理恵は歯噛みした。
「嫌な冗談ね」
「姿形がすべてではない、と人間はよく言うのだろう。別に関係ないではないか」
つややかな、ストレートボブが鋭角を刻む髪。
極度に太股を露出したプリーツのミニスカート、同色のブレザー。肉食動物を思わせる、鋭い視線を放つ吊り目。皮肉な笑いをたたえる化粧気のない口元。
それはまさに、理恵を鏡に映したようだった。
「攻撃をためらうだろう、とか思ってるんだったら止したほうがいいわよ。私、自分の顔あんまり好きじゃないの」
「君の感情は関係ないさ。お遊びだね。そもそも神が、人間とまじめに戦うとでも思っているのかい」
その次の瞬間、理恵を熱気と爆音が覆った。身体を揺らすほどの爆発、舞い上がる粉塵。
理恵とメルの腕を伸ばしたぐらいから外側の周囲が、床を削り取ったように低くなっていた。お立ち台に残されたような格好になっている。
意図的に理恵たちを排除した部分を床から爆発させたのだった。
「理恵ちゃん!」
「っ……」
速い。挙動も呪文の詠唱もなく、これだけのエネルギーを放つことが出来るとは。
強い弱いの問題ではない。何か知恵を使って乗り越えられるものでもない。
「だから遊びなのだよ。君の『ビナー』の位格の力がどれほどのものかもわかる。それに合わせてやろうじゃないか」
魔法は基本的に、エネルギーの変換だといっていい。一見摩訶不思議な力でも、そこにはルールとロジックがある。魔法の力に関係するものは術者の能力、時間、気ともいう場の力、それに加えてサポートするのが呪文の詠唱であり、杖や指輪といった魔力を持った装備品となる。
理恵の場合は、その場に存在する炎の「素」を集め、それを炎として具現化するという手をとっている。この「素」はイメージ的には原子のようなものではあるが、物質として存在するものではない。数学的における虚数に近い。虚数はその数が大きくなっても実際の数として数直線状に並ぶことは出来ないが、虚数を掛け合わせることで実際の数に化ける。その掛け合わせる作業を、術者が行うわけだ。
大きな術を放つには、「素」を集める時間も必要になる。集積、変換、放出が一連の流れになるが、邪神はそれがゼロに近い。
理恵の姿をとった邪神が、瞬時に体の周囲に炎球を円状にまとわせた。衛星のようにぐるぐると炎球が回る。
ごう、と身体に響く音とともに、ピッチングマシーンのように次々と打ち出される。メルが理恵の前にせり出て、斧槍で打ち防ごうとするが、すべてはとらえきれない。半分は後ろにそれ、理恵は避けるのに精一杯だった。反撃の余裕などまるでない。
最後の一球がメルの斧槍を逃れて理恵へと向かった。理恵はちょうど直前の炎球を避けて跳んだところであり、計算されたようにその着地点に炎球は向かっていた。
(避けられない!)
せめても、と腕で頭を保護し身体を縮めた。
しかし、衝撃はなかった。理恵に当たる寸前で炎球は軌道を変え、背後の壁を削るにとどまっていた。
「楽しんで、いただけてるかな」
邪神は口角を上げ、膝を地面についた理恵を見下ろした。理恵の服は土や泥であちこち汚れてしまっている。
まるで、力のレベルが違う。邪神がいうように、彼にとっては遊びでしかない。いつでも理恵を殺そうと思えば、飛ぶ蚊を落とすより簡単にできるだろう。
「逃げよう、理恵ちゃん」
「背中に穴をあけられなけりゃね」
小声で会話を交わす。
邪神はそんな様子をにこやかにただ見ていたが、急に首を動かした。
「──ふむ、騎士の登場のようだよ。『栄光』か」
遠くから、草を切る足音が近づいた。その場に闖入する男が一人。
「正義って何だ! 俺のことさ!」
少し高いところでそう叫ぶと、理恵の名を呼びながら駆け寄ってきた。
「理恵! 大丈夫か!」
「いや、あんたが頭大丈夫か聞きたいわ」
邪神の口にした『栄光』は栄の力の名、「ホド」だった。栄はその力の具現、「栄光の拳《ブロウオブグローリー》」を、青い光として右手に輝かせていた。
「無理すんなって言ったろ。定文の奴も俺に何も言わねえし……あ?」
栄はそこで初めて、もう一人の理恵の存在に気づく。邪神は先ほどの禍々しい笑みをたたえることをやめ、何故か驚いた表情を見せていた。
「栄! 騙されちゃだめ! そいつが親玉よ!」
「え?」
肩にまわそうとした手を離し、栄は理恵と距離をおいた。
「ち、違っ、私が本物で」
「そうだよ、あたしが保障する。理恵ちゃんの本物はこっちだよ」
守護天使がいうのだから、そちらを信用すべきだろう。そう思い直し、また理恵のほうへと近づこうとする栄に、邪神は走り寄ってきた。
「危ない、離れて!」
栄の腕をつかみ、その動きを制する。
「メルも騙されているの。わかるでしょ、私が」
邪神は目を潤ませ、栄を上目遣いに見つめる。栄は何度も理恵と邪神を見比べるが、視線が往復するばかりで困惑するだけだった。
「いや……待て! 待て! わかる! ほれ、そっちに並んで」
栄が理恵と邪神をいざなって、横に並ばせる。
この不意を突いて、どうこうしようというのは邪神の考えにはないらしい。そんなことをしなくても理恵、メル、栄をまとめて倒せるだろう。いまはこの「本物はどっち」遊びに興を感じているようだった。
並んだ二人を、つま先から頭のてっぺんまで見比べる。違いはある。片方は衣服がいくらか汚れているし、見せる表情も異なっている。汚れている理恵のほうが困惑したような表情で、そうでないほうは訴えかけるような目をしている。
「えっと……便宜的に理恵A、理恵Bと呼ぶことにする。そっちがAな」
栄は右側に立った、汚れていないほう、すなわち邪神を指差した。
「私がAでしょ」
Bとなった本物の理恵は当然ながら反駁する。すぐにわかってくれるはずだという希望は裏切られた。
「いや、まあ。便宜的だって……後ろからも見てみないとな。前向いたままでな」
栄は二人の後ろに回る。しばらく眺めていたが、片方の理恵の尻をスカートの上から触った。
「きゃ、何すんのよ! こんな時に」
理恵Aの邪神が怒って振り返った。
「んー、反応が普通に理恵だ」

もう一人のほうの尻にも手を出す。
「ば、馬鹿じゃないの?」
栄は何事もなかったようにもとの位置に戻って、なぜか声を変えてのたまった。
「はい、質問タイムでーす。本人しかわからないことを聞いちゃいましょう」
「は?」
「じゃ、まずAさんから。出身地は?」
「兵庫県。宝塚よ」
「そなの?」
理恵Bのほうに尋ね直す。
「知らんなら聞くなよ。……あってるわ」
「じゃあ次、Bさんに。初オナニーはいつ、どうやって」
「セクハラじゃないの。そんなの答える気はありません」
「怪しい」
「怪しくないわよ」
理恵Bと栄が睨みあっていると、横の理恵Aが口を開いた。
「小学生四年生のとき、本の角で」
「うわわわわわ、なんで知ってんのよ」
「そなの?」
「だから知らんなら聞くなっっつーの! 意味ないやろがい!」
栄はしばらく何か考えていたようだったが、咳払いの後、うやうやしく宣言した。
「──結論、わからん」
『ええええ』
二人の理恵と、メルの声が落胆の調和を奏でた。
「見た目も声も、尻の肉づきも同じ──だが、見分ける可能性としてひとつある」
栄は指を一本立てる。そこに何があるわけではないが、二人の理恵はその指先に視線を集めた。
「それは」
二人が、息を飲む。
「──セックスしたらわか」
言葉が途中で止まったのは、二人が同時に蹴りを繰り出したからだった。
栄が派手に倒れてこちらに目を向けていない間、邪神は口を少し横に伸ばして、理恵に笑いかけた。笑みは返さず、頬の筋肉を少し動かすことで返事とした。
明らかに邪神はこの状況を楽しんでいる。少なくとも、すぐに危険が及ぶことはなさそうで理恵は少し安心したが、これからどうなっていくのかは予想もつかなかった。
「てか真剣な話なんだけど、ほれ、ここまで同じだったら身体に聞かなきゃわからないというか……、ちょうどこの子もいてペアが二つできるし」
栄はメルを指差した。
「私はいいわよ。それで私が本物だってわかるんなら」
先にそう言ったのは邪神だった。そうなると理恵のほうも引っ込みがつかない。
「……わかったわよ」
理恵がしぶしぶ応じると、ポンという小気味いい音とともに彼らの前に大きな物体が現れた。キングサイズよりもさらに一回り大きいベッド。シーツも洗いたての爽やかな香りがする。
「用意がいいわね」
「あんたが出したんでしょ、偽者」
おそらくは邪神の力だろう。栄の珍妙な提案に乗っかる邪神をいまいましくも思ったが、同じ行為をするのなら、綺麗なところでできるということに、安堵を感じもした。
