天旗 | 成人向け長編小説 | 天使召喚師・理恵 邪神との淫戦記 | 第四章 潜入! AV撮影現場 1/2

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ホーム物語天使召喚師・理恵 邪神との淫戦記

第四章 潜入! AV撮影現場 1/2

 理恵は家に帰って、ノートパソコンを開いた。
 ノートではあるが、そこからプリンタなどの周辺機器がコネクタを埋め尽くすように繋がっているので、ノートとしての機動性は皆無である。モニタ一体型のパソコンと本質的には変わらない。
 キツネのアイコンから、ブラウザを起動する。検索バーから「キリザキ映像」と入力し、検索結果を片っ端から開き、巨大掲示板サイトでもそれ系の板を開いてみる。
 しかし、それらをすべて見ることなく、最初に開いたサイトでことは足りた。
 キリザキ映像のオフィシャルサイト。全体的に黒を基調としたページの、新作紹介の隅に眼を引くバナーがあった。

 女優募集
 未経験者歓迎・日払可・交通費支給・アリバイ対策あり・送迎あり

 アリバイ対策ってなんだろう、と考えるが、一人暮らしな(正確には同居人はいないでもないが)自分には関係あるまい、と理恵は思う。
 資格の欄には「十八歳以上(高校生不可)※身分証明書要」とあった。そりゃそうだ、とひとりごちる。身分証ぐらいはなんとでもなる。パソコンがあればそれらしきものは作れるし、向こうも本気で裏をとりはしない。
 バナーのリンク先にはもう少しだけ詳しい情報と連絡先が載っていた。そこに書かれたアドレスに対してメールを書く。小気味よくタタタとキーを叩くと三分もかからないうちに文面は書き終えた。
 が、少し首をひねってところどころ漢字の部分をひらがなにしてみたり、顔文字を混ぜてみたりする。理恵自身、別にAV女優になろうという人間に偏見があるわけでもないが、整った文章よりはよかろうと考えてだった。
「よろしく」をカタカナにしてみたり、「!」を文中に混ぜ込んだり、漢字をかなに直してみた。
 読み返して、ふん、と鼻を鳴らしてから送信ボタンをクリックする。とりあえずこれで反応待ちだ。
 翌日、朝にメールをチェックすると返事が返ってきていた。送信時間は午前一時過ぎ。
 意図的に崩した文章で送ったが、ビジネス文書と言わないまでも常識的なレベルの文章で面接の案内が書かれていて理恵は小さく感動を覚えた。やはりこの業界にいくらか自分が偏見を持っていることを認識する。
 今日でも面接はしてくれるというので「遅れないでいきま→す」と短くリプライ。
 下手すればそのまま撮影ということもありえるかと、シャワーを浴びて下着を新しいものにする。もちろん撮られる気は坊主の毛ほどもないわけだが、ある程度は肌をさらすことは覚悟している。
 普段はノーメイクに近いが、眉や頬に少し手を入れる。衣服も大人しめではあるが年齢を少し高く見させられるものにした。
 設定としては一浪した女子大生、地方から出てきたのであまり友達はおらず、軽い気持ちで応募してきたが大人としゃべること自体にあまり慣れていなくて、いまになって緊張と少し後悔をしている、というところだ。
 面接場所はとある駅前のカフェだった。といえどもよくあるセルフのコーヒーチェーンである。携帯を鳴らすと、髪の長い男がこちらを見て手を上げた。
 肌は褐色に焼け、派手なシャツの胸をはだけ、そこからはシルバーのネックレスが覗いている。サーファーのようなスタイルだったが、実際に波に乗っているかはどうか危ぶまれる年齢に見えた。
「エリちゃんね、よろしく。塚田です」
 変に凝りすぎると呼ばれても気づかないので、上下逆にしただけの偽名だった。塚田はメールをくれた人物でもあった。
「……はい、どうも」
 向かいの席にかけるように誘うと、塚田はカウンターに行ってなにやら注文していた。おそらく理恵におごってくれるのだろうが、希望ぐらい聞いてくれてもいいのに、と思った。ケチではないのだろうが、自分の思うように物事を進めたがるタイプではあるのだろう。
 塚田がトレイに乗せてきたのはオレンジジュースだった。女性は缶コーヒーを飲まないと信じている手合いらしい。
 学生証と、履歴書を差し出す。学生証は適当に公式サイトのロゴ画像を拾ってきてでっち上げたものだった。学生番号も書いているので照会されれば簡単に偽造とはわかるが、塚田はそれにはちらと目をやっただけだった。幸いとカバンにしまいこむ。
 履歴書もたいして読んではいない。目を落としてはいるが、読んでいるふりをしているだけだろう。質問も特に無い。
 最初に理恵を近くで見て、ふうん、といった時点でおそらく合否は決まっている。服の上からおそらくスリーサイズは目測されたことだろう。
 そのあと勿体をつけて形式ばかりの質問がいくつかあった後、「じゃあ、エリちゃんさえよければ、さっそく移動しようか」となった。移動先は撮影場所だろう。さすがに少し緊張する。
 ギャラのこととか、どんなものを撮るのか何も説明ないのね、と理恵は思いつつも、素直に従い店を出ることにした。さっさと片がつくに越したことはない。
 移動先はホテルかと思っていたが、小奇麗なスタジオだった。普通の撮影会などにも使えそうな明るい雰囲気だった。中にはスタッフだろう、三名の男性と一名の女性がいた。
「女のコ連れてきたよ、すぐ撮影入れる?」
 塚田はきびきびと指示を出していく。理恵は部屋の隅におかれたソファに座って待っているように言われた。
「メイクは要らないですか?」
「あー、いんない。女子校生もんだし手入れなくていいよ。それより衣装出してきてくれる」
 メイク・兼衣装係なのだろう、女性は隣室へと入っていった。
 ほどなく、女性が衣装を手にして戻ってくる。ナイロンの袋に入った新品のようだったが、それは体操服一組だった。
「まずこれ」
 女子校生という単語が聞こえた時点で予想はついたが、実際にこうブルマを渡されるとAV撮影だなあという実感がわく。
「U―718っていってね。マニアの中では逸品とされてるんだ」
 そんな情報は別にいらない。
「じゃあ、着替えてきます。更衣室は……」
「向こう。あ、でも説明いるな。カナ、ついてって」
 呼ばれたのはさっきの女性だった。言葉少なに理恵を誘う。
 更衣室には、無造作に段ボールが置いてあり、その前で着替えるように言われた。
「カメラ回ってるから、こっち向いて着替えてね。何も知らないで盗撮されてることになってるから」
 いきなり作りの映像ですか、と理恵はある意味感嘆する。アダルトビデオはファンタジーで出来ているんだなあと思う。
「……そうなんですか」
「うん。じゃよろしく」
 確かに耳を澄ませば、ジーとかすかな音がする。撮られているとわかって脱ぐのは恥ずかしく、また馬鹿らしくもあったが、言われたとおりにカメラのほうを向いて脱ぎ始める。いい加減にしていたとき、どこかでモニタ監視してると具合が悪い。
 どうやってここを脱出するかは理恵もおおざっぱな思考の持ち主なのでノーアイデアだったが、少なくともここのカメラは壊すなりなんなりせんとな、と心には留めておく。
 スカートを脱いだところで下着姿になる。白のセットで、少しだけレースをあしらったものだ。デザインは大人しめだが、ショーツは股上が浅く、肌の露出は多い。
 自然に、かつ手早く着替えを手にする。少しざらついた化繊の手触り。中学の頃ぶりのブルマだった。特に見たところ何のヘンテツもない濃紺のブルマである。サイドにラインもなく、シンプルなものだった。
 いざ穿いてみると、塚田の言っていたことが理解できた。
 まず、股間からの角度がかなり鋭角で、最近は使わなくなった言葉で表現するなら、かなりのハイレグで競泳水着のようだった。股の部分の布幅も狭く、ややもすると下着が見えてしまいそうだった。
 さらに、理恵のヒップが大きめなのもあるが、サイズ的には問題がないはずなのに尻に強く食い込んでいる。そのせいで尻肉がブルマからはみ出てしまう。指でその部分を引っ張ってみても、少し動いただけでその状態に戻ってしまう。
 ほとんど、色のついたショーツを上から重ね着しているのと変わらない。さらに食い込み感があるので、尻の形は露わだし、恥丘のふくらみまで裸よりも強調されてしまう。
 撮られている状態で確認するわけにもいかなかったが、きっと股間も真空パックをされたかのようにその形を浮き上がらせているのだろう。
 理恵はこれからこの姿を人に晒すのだと思うと内心欝々ではあったが、仕方がない、仕方がないと心中唱え続け、上の体操服も着てから部屋へと戻ることにした。
 廊下を歩いていると、人の声が聞こえた。女の艶かしい声。ほかのどこかでの撮影か、音声チェックかそういうものかもしれない。気にはなったが、あまりうろつくわけにもいかない。方向の見当だけつけて部屋に戻った。
「おー、いいねいいね。現役でもいけるよ」
 塚田はそういうが、年を誤魔化しているのだから当然だ。スタッフたちが理恵の股間に遠慮のない視線を投げつけるのが分かる。
「あの……ここで撮るんですよね」
「ん、そう」
「このビルは専用のスタジオなんですか? 他にも撮影してたりとか」
 ちゃんと文句も言わずに着替えてきたからか、かすかに見えた警戒が薄くなっている気がする。少しでも情報を手に入れようと、尋ねてみる。
「ロケとか必要なときは別だけどね。たいがいはここで撮っちゃう。教室、オフィス、ホテル、そのあたりは使い回しがきくし、どこか借りるより効率的なのよ。今日もどっかで撮りやってるんじゃないかな」
「そっちはキリザキさんが撮ってるんですか」
「いや、最近あの人は滅多に現場に出てこないねえ。デスクワークのほうが忙しいのかな? 顔も最近見てないよ」
 キリザキはここにはいないらしい。直接本人と接触できれば、とも思ったが、そうはいかないようだった。
「──さて、始めよう。エリちゃん、ラジオ体操できるよね?」
「え? はい」
「あいにく音楽ないんだけど、やってもらえるかな。カメラは動きながら撮るけど、あまり意識しないで。音声はとらないから、僕の指示に従って」
 撮影は始まった。
 正直ラジオ体操はしばらくやっていなかったが、おぼろげな記憶で体を動かす。確かはじめは背伸びの運動で──
「カメラあんまり見ないで、笑顔でね。うそ臭くてもいいから」
 普通に微笑を浮かべていても、塚田のOKが出ないので、馬鹿になったつもりで笑顔をつくってみる。こんな顔で街歩いてたら怖いわ、と思いながら体操を続ける。その間もカメラは忙しく理恵の姿態をおさめていく。
 屈伸のときは後ろに回って尻肉が揺れるのをつぶさに撮っていた。重力にさからってムチムチと張り出たカーブが、理恵の上下運動によって、ぷる、ぷる、と無邪気に揺れる。
 上体を反らしたときには股間に触れそうになるまでレンズが近づき、ブルマに締めつけられて浮かび上がらせた性器の形をとらえる。大陰唇のふくらみや、割れ目がくっきりとわかる。
 運動をしていることで、ブルマの食い込みはさらに激しくなる。その間に直したりする動作が許されなかったので、どんどんずり上がって下着と変わらないほどの角度になっている。また、理恵自身はまだ気がついていないが、股間の部分からショーツが少しはみだしてきている。
 体操がひととり終わるとフラフープを渡され、それを回すように塚田に指示を受ける。フラフープも久しぶりだったが、これも腰を動かさないと回すことができない。塚田からは長く回し続けてと声をかけられるが、すなわち腰を激しく動かせということだ。
 その後はマットの上での器械体操。開脚前転、ブリッジと、やはり股間をさらすようなものばかりだった。
 股間を隠す部分の布幅はさらなる食いこみのせいでどんどんと細くなり、それに伴って理恵の秘部を刺激した。
 また、それを幾人もの他人の目にさらしている羞恥もあいまって、理恵の秘部は湿り気をおびてきた。汗もあるが、その奥からは違う芳香をもった液が染みているのが分かる。ショーツに染みができているかもしれないと思い、理恵は顔が熱くなるのを感じた。
「オーケー、いい感じ。どんどんいこうか」
 シーツをひいただけの簡単なシングルベッドが持ち込まれ、大きなクッションを背に引いて座るように言われた。さらに足は体育座りの形から少し広げる。ここで理恵はやっとショーツがブルマからはみ出ているのを気づき、指を使って直す。そのとき、やはり自分の股間が熱と湿気を持っていることを確認した。
「ひとりエッチ、してみてくれる? ふだん自分がしてる感じでいいから」
「え?」
 いままでの体操の指示のようにさらっとそう塚田は口にした。そうか、AVなんだ、と理恵はいまさらながら思う。
「したことない、なんてのは無しで」
「でも……」
 さんざ恥ずかしい格好をさせられたので、演技とわりきれば自慰をしているところを撮られるのは、百歩譲ってよしとできる。ただし、塚田が言ったように「ふだん自分がしてる感じ」を見せるのには大きな抵抗がある。
 自分の性器をいじって慰める行為を、どんな妄想をして、どんな格好で、どんな声をあげてするのか、と問われているのと同じだ。
 実際の話、理恵のオナニーは激しい。ときおり、波のように性欲がおそってきて、学校から帰ってすぐに制服のスカートの中へ手を伸ばすこともあった。そんなときは、声を殺すことも疎かになり、自らの興奮を高めるために淫語をわざと口にするのだった。
 ときには道具も使うが、ショーツを紐のようになるまで引っ張って、陰唇とクリトリスを同時に刺激するのが理恵のお気に入りだった。達する頃にはショーツは淫水にまみれて濡れぶきんのようになってしまい、使い物にならなかった。
「オーケー、わかるわかる。誰だってそうよ。みんな自分のやり方は言いたくないもんね」
 口をすぼめてオウケエイと言うのは塚田の癖らしい。
 塚田はひとつの提案をした。これからは理恵の声も録るから、塚田からあれやこれやと指示はできない。だからテレビ番組でカンペを出すように、理恵に書いたものを見せる。それに応じて理恵はアクションを起こしていけばいいということだった。
 それを聞いて理恵は気が楽になった。「自分が性欲のためにやっていること」から「させられていること」に変わったことで、いやらしい声を出したにしてもそれを演技と割切ることが自分でも出来たからだ。
 この方法は、塚田のよく使う手だった。どうしても羞恥のぬぐえない経験の浅い相手には、この方法でいい画が撮れる。
 羞恥はなくてもいけないが、淫らにさせるブレーキでもある。映像である以上、ある程度の演出を女優にはしてもらわないといけないからだ。
「ひととおり胸を愛撫して、それから次第にアソコへといって。ちょっとねちっこいぐらいでいいよ。こっちで編集するから」
 それを最後の前置きとしてカメラが回された。
 まず、ゆっくりと片手で胸を持ち上げた。その大きさを確認するように、下から手をそえた。かすかに布地が乳房全体を撫でるのが心地いい。だが、まだ淫靡な感情をわきたたせるには足らない。
『こねまわすように。声も出して』
 スケッチブックにそう書かれているので指示に従う。
 やわらかい餅をこねるように、その形を乱す。
「あん、ん……胸……気持ちい……」
 実際のところは胸をこねくりまわしてもそんなに気持ちのいいものでもないのだが、ここは演出と割り切っている。殿方は乳がぷるぷるするのがお好みなのだろう。
 それから乳首をつまんでみたりプルプルふるわせてアンアン言ってみたものの、あまり乗り気でないのが見てとれたのか、
『胸はもういい』
 とのことであった。
 胸は個人的にも感じるほどでもないが、下のほうについては、さっき体を動かしていて股間にブルマが食い込むだけでじんじんするような刺激を感じていた。
 その部分に指が触れると、演技でなくほんとうに声を発してしまいそうだった。
 這うようにして、手を下に伸ばす。それがブルマの粗い布地に触れ、なだらかな盛り上がりを見せているところまで到達する。
「んんっ」
 やはりそれだけで、理恵の性器は新たな刺激を期待した。内部から、分泌液がしみでているのがわかる。色が濃いブルマだったが、もう外まで染み出ているのではないかと想像すると、急に理恵は羞恥に襲われた。
 ──私、人の前でこんなかっこうして、濡らしたブルマ見せてる……。
 今さらといえばそうだったが、胸のいいかげんな愛撫で去りかけていた羞恥が引き波となって戻ってきた。いま見られているこの姿は、理恵がひめやかに自らを慰めている姿につながっている。
 淫欲を満たすためだけの行為。人には聞かせられない声、恥部を弄ぶための不自然な体勢、牝の部分から発せられる匂い。
 いま自分がやっていることは真似事にすぎない。それでも、本気でするオナニーがまざまざと覗かれているようだった。
「ん、ふぅん……んっん」
 漏れる声は、次第に熱い。
 ブルマにできた溝を、人差し指と中指をそろえてなぞる。その形を浮き立たせ、中から汁音と匂いが漏れる。カメラを構えているところまで、届いているだろうか。
『いろいろ、言葉にして言ってみて』
 そう出されているのをしばらく気づかなかった。
「あ、あん、はずかし……、でも気持ちいいの……」
 いくら指でブルマの上から恥部をこすりあげても、理恵にはもどかしさが募るばかりだった。
 いつもしているように、ブルマを強く引っ張って自分のあそこに食い込ませたかった。紐のようになったブルマを前後させて、下着の上から激しく擦りつけたかった。
 ぎりぎりの理性で、みずからそうするのは耐えた。そして指示を待った。『激しく』とだけ出されても、それを拡大解釈して理恵は体が求める自慰スタイルにしたに違いなかった。
 理恵の願いがどこかの誰かに通じたのか、新たなメッセージがスケッチブックに書かれた。
『ぐいぐい食いこませて』
 理恵に尻尾があったら、犬のように千切れんばかりと振っていただろう。欲望をむきだしに秘所を慰めることに、口実ができた瞬間だった。
 私はいやらしい女じゃない。私は好きで他人の前でオナニーをしてるわけじゃない。私は人に見られてブルマを濡らしているんじゃない。頭の中で、無数の言い訳が浮かんでは消える。
 だって、そうしろって言われてるんだから。演技しないといけないんだから。
 演技だから、ちゃんと声も出さないと。本物っぽく喘がないと。わざらしく淫らな格好をしないと。
「ん! 気持ちぃ、いいよ、んんっ! これ好き、すきぃ……」
 ブルマの股の部分を下着ごと左右からつかんで、ぐいと力強く引き上げた。じゅっ、という音が聞こえた。その音は確実にマイクまで届いていた。
「ぁん! んぐん、ん、いん……ふんうぅん! ん! んっ! すごいのっ! クリこすれるっ、おまんこぐりぐりなのっ!」
 紐状になったブルマの横からは、理恵の恥毛がはみでている。ときおり、力いっぱい引き上げられたときは、陰唇までがその複雑な形状をのぞかせていた。
 木綿のショーツは生地の限界まで水分を吸い込み、引っ張られると、じゅ、じゅ、と雑巾が絞られるように過剰な雫を垂らした。
『イったふりして終わって』
 そう書かれたのも理恵の目にはもう入っていなかったが、極限に向かって彼女の意識は脳内でフラッシュがまたたくような感覚に翻弄されていた。
「ん、んーっ! んーんっ! いいのぅ、おかしいの、これ私じゃないの、違うの……、いいんっー、んーっ……あっ、あ、きちゃうよ、ブルマはいたままでいくの、いくのっ」
 理恵は背中を反らせて、肩と頭を床につけた。逆にひざを立てて腰をあげ、手を使わないブリッジのような体勢になった。もちろん、手は両方とも理恵の淫器を責めるために、ブルマとショーツを力強く握っている。
「あっ、あっ、いいよ、いいよ、これいいの、すっごくいいのぉ、ブルマ食い込むの好きっ! んふーっ! んん!」
 理恵のクリトリスは、つんと突き立って包皮からむきだしになっていた。腰を突き出すことによって、さらに生え始めの筍のようなそれが淫汁を吸ったショーツに強く擦れる。理恵はクリトリスが激しく前へ後ろへなぶられるさまを頭で思い浮かべることができた。
 そして、ブルマとショーツを握った手を力いっぱい手元に綱引きのように引き寄せた。
 クリトリスが潰れるように形を変え、陰唇と肛門をも同時に擦りあげた。

挿絵

「うぁぁぁぁぁぁあああっ! いいぃ! いぃぃぃくぅぅぅぅぅぅうう!!!!」
 びくっびくびくびくびっくっ、と腰を激しく小刻みに震えさせると、力絶えるようにして理恵は崩れこんだ。

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